わき道へ
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1999年6月30日
2日目
バリ島/ウブド![]() |
わき道へそれてみた。 ちょっと入っただけなのに 広い田んぼに出た。 |
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田んぼの畦道から、 頭にかごを乗せたおばさんが出てきた。 鉢合わせしそうになって驚く。おばさんも驚いていた。 道は左へ直角にカーブし、その先へ続いている。 とりあえず、行ける所まで行ってみることにする。 |
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坂道に出た。 ロスメン(民宿、安宿)や ホームステイのゲストハウスが目に付く。 ここで生活している人達の家が並んでいる。 |
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お寺に行くのかな? 正装して、お供えを頭に乗せている女性とすれ違う。 |
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子供が凧揚げしてた。 |
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風があるので凧も高く揚がる。 |
路地裏へ
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1999年6月30日
2日目
バリ島/ウブド
…あ、もしや闘鶏??? おじさんと目が合ったので「Cock Fight?」と聞いてみる。おじさんは「うんうん」とうなづいて、 にわとりの首の辺りの羽を引っ張ったり、顔を叩いたりした。
道はまだ先へ続いていたけど
左へ折れることにする。
土産物屋でレターセットを探したけれど見つからない。
無いものなのね。
ホテルにも置いてなかった。
ポストカードは売っているのだが…。
仕方が無いので、封筒付きのメッセージカードを買った。
欲しいっ欲しいっ!アッタの籠! じぇんぶくださひっ。。。
ホテルまで、テクテク歩いて帰った。
パサールから1キロくらいあっただろうか?
足の親指にでっかい水疱ができてしまった。
もうこのサンダルは履けないね。
赤い水着を着てプールへ行った。誰もいない。プールを独占した。
湧き水だからだろうか?ものすごく水が冷たかった。
足の先から少しずつ慣らして入る。ひゃーーーーーって感じ。
丘を越えて #1
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド



ウブド発祥の地だそうだ。
ウブドという町の名前はこのお寺に自生していたハーブに由来する。
「薬」という意味だそうだ。
ホテル・IBAHの入り口を左へ入ると長い下りの石段が続いていた。
下へ降りると、小さな川が流れ、
大きな大きなバニヤン・ツリーがあった。
細いツル(根っこ?)がたくさん垂れている。
暖簾をくぐるように進む。
日の光が遮られているのと、
川を渡る風で、ここだけ空気が違う。
ひんやりして気持ちよかった。
お寺はしんとしていた。
サロン姿のおばあさんが、
お供えを作っていた。
日本人の女の子2人連れがいたけれど
囁き声で話をしていた。
大きな声を出してはいけない…
そんな厳かな雰囲気がそこにはあった。
丘を越えて #2
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド



お寺の脇の小径を登っていくと、
頭に荷物を乗せたおばさんが「スラマ・パギッ」と
笑顔で挨拶してくれた。
さらに登ると牧草地が広がっていた。
山の尾根を道がずっと続いていて、
両脇は渓谷だった。
右手の谷の向こうから雲が流れてくる。
雲の影が谷を登ってきて私の上を通り、
左手の谷へ滑り降りていった。
ライステラスが見えるのではないかと、
延々歩き続けた。
谷の向こうに
ほんの少しだけライステラスが見える。
緑が美しかった。
草だらけの道だけれど私の歩みは止まらない。
どんどん歩く。どんどんどんどん…
後ろから、頭に牧草をいっぱい乗せたおじさんがやってきた。
にこにこしているので写真を撮ったら、お金を要求された。
「ワン・タウザンド」と言っているのだ。
お金の代わりに…と思い、ポラロイドカメラで写真を撮って渡したが、いらないと言われた。
写真を見て「バグース!(すばらしい)」と言った。
さらに「ドリンク・クラパ(椰子のジュース飲むか)」と言う。
たったの1000ルピアなのだけど、
お金を上げることに慣れていない私。
老人にとったら、お金をもらうことはしごく当たり前のことなのかもしれないけれど、
私にはとても抵抗がある。
他の国の人はお金をあげるのかな?
外国へ旅行するといつもこのことで悩んでしまう。
丘を越えて #3
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド
もう1時間近く歩いた。IBAHの入り口にカフェの看板があったのだが、その店がこんなところにあった。あんな遠くから、ここを目指してやってくる人がいるのだろうか?
目のにごった黒い犬が、しきりに私に向かって吠えた。「弱い犬ほどよく吠えるのだよ」と言い聞かせたが、聞く耳などある筈も無かった。
田んぼだっ!ライステラス!素敵だ♪牛がいる。しらさぎがいる。アヒルがいる。カモがいる。出会う人みんなが笑顔で挨拶してくれる。
牛に発見された。「あんた誰?」と聞かれた。(うそ)牛の歩く道を、自分も歩く不思議。
洗濯物が道端に干してあった。神聖な太陽に、洗濯物をかざしてはいけないらしい。
丘を越えて #4
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド
もう帰ろうかと思うと、こんな看板を見つける。
「あと1キロ歩くとビューティプルなライス・フィールドがあるよ」
小さく「and Nice Village」と書いてあった。
もう少し歩きますか。
いまだ牛は重要な労働力。
でも耕運機を使っている人もいた。
椰子の木がなければ、群馬か千葉か…という風景。
だけど、空気はまったく違う。
牛を連れた少年が「ハロー」と挨拶をしてくれた。
はにかんでいるけれど、大人のような挨拶だった。
田んぼにアヒルがいっぱい。
女性がバイクでやってくると、みんな集まってきた。
そしてみんなこの女性の後をくっついて
行ってしまった。
丘を越えて #5
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド
遠くからガムランの音が聞こえてきた。
お祭りだ!
駆け出した。
お寺から線香の煙が上がっていた。
「Ceremony!」と正装のおじさんが教えてくれた。
「Look Painting」と声は掛けてくれるけど、お祭りには誘ってくれない。
いい加減にもう帰ろうとUターンすると後ろからバイクに乗った女性がやってきて
声を掛けられた。
私のサロンを貸してあげるから、一緒にお寺に行きませんか?と女性は言った。
思いがけない誘い。
ちょっと迷ったけど、ついていくことにした。
彼女の名前はプジーといった。
プジーは自宅に連れて行ってくれて、クバヤ(正装)を貸してくれた。
1枚写真を撮ってもらう。
お寺のバロンにはまだ白い布が掛けられていた。
「日本人は具合が悪くなったら、薬を飲んだり病院へ行ったりするけれど
バリの人はお寺へ来て、聖水を額と頭に3回ずつかけてもらう。それで治る」と教えてくれた。
その後、プジーは私をホテルまで送ってくれる上に、夜また迎えに来て
お祭りに参加させてくれるという。
なんて幸運なんでしょう。
こんなハプニングなら大歓迎だ。
夜はガムランの演奏とワヤン・クリがあるのですって。
まさかワヤン・クリまで観られるとは思ってもみなかった。
ホテルまでの道は凸凹でもの凄かった。
アスファルトが壊れて大きな穴が開いている。
平らな部分はバイクがやっと通れるほどの幅しかなく、途切れ途切れで、曲がりくねっていた。
なんど転倒するかと思ったことか。
対向車がやってくると道の端へ追いやられる。凸凹なうえに下は崖だった。
しかも急な上り下りの坂道で、登りは馬力が無く止まって転びそうになり
下りではカーブが曲がりきれないかもっ!とひやひやした。
まさにロデオ状態だった。
「Sorry!」とプジーに言われるたびに「No problem」と叫んだ。舌を噛みそうになりながら…。
お祭りへ
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1999年7月1日
3日目
バリ島/ウブド

お寺を出たバロン(善の象徴)とランダ(悪の象徴)は村の中を練り歩いて、再びお寺に戻ってくる。
村人は太鼓などの楽器を鳴らし、お線香を炊きながらバロンとランダの後をついて歩く。
村の中は街灯がなく、真っ暗だった。
星がきれい。いっぱいあった。
東京では見られない数のたくさんの星。
また犬に吠えられた。
プジーが「Say Hello」(あいさつしてるのよ)と言ってくれた。

お寺に帰ってきたバロンとランダ。
この後、村人はお祓いを受ける。
男性と女性は別々に並んで座っていた。
ガムランの演奏を
こんなに近くで聞いたのは初めてだ。
手の動きに釘付けになる。
複雑な、しかし滑らかな動き。
ガムランに楽譜はないそうだ。
人から人へ直接伝えられる。
先祖から脈々と受け継がれているのだ。
ワヤン・クリは言葉がわからなかったけれど、
場内が大爆笑しているのを楽しんだ。
掛け合いが面白かった。
テンポがよく、人形の口の動きと語りがぴったりなのに驚いた。
↓プジーとその息子


昔の夜祭のように、小さな灯りの下で、食事をし、
買い物をしていた。
男たちは子供も大人も賭け事に夢中だ。
ウブドじゃらんじゃらん
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1999年7月2日
4日目
バリ島/ウブド


7時に目が覚めた。
なぜ自然に目が覚めるのだろう?
家では朝は苦手で、こんな早くに自然に
目が覚めるなんてことはない。
シャトルバスに乗せてもらおうと思っていたが、
出払っていたので街中まで歩いた。
途中で中学生くらいの男の子2名に声を掛けられた。「こんにちわ」「ありがとう」「元気ですか?」
知ってる日本語を総動員しているらしい。
英語はわからないようだ。
インドネシア語の本をホテルに置いてきてしまった。
何のために持ってきたのかわからない。
インドネシア語を教わるいいチャンスだったのに。
ずいぶん長く一緒に歩いたけど、
パサールの近くではぐれてしまった。
登校時間のようで、学生がいっぱい。
歩く時間を変えると、出会う人も違ってくるね。
ウブドじゃらんじゃらん#2
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1999年7月2日
4日目
バリ島/ウブド

子供が群がってた。
袋入りの金魚…
綿菓子みたいに並んでた。
絵画屋さんと、
怖いものを売ってるお土産屋さん。
インセンスを1袋Rp5000で購入した。
かなり安いと思って買ったのに、ガネーシャ・ブックショップにRp3000で売っているのをみて悲しい気持ちになった。
また買った。(笑)
でも、あんまり安いのは香りがよくないみたい。
















08/09/08




