あの高い波の近くまで人が歩いて行ってる。私とコソンも行ってみることにした。コソンはもっと近くで波がみたいのだ。
海の中は深さ20センチくらいの草地(海の草だけど)の中に腰くらいまでの深さの砂地がところどころにある。水はきれいで透明。そして温かい。
深くなっているところの淵にウニがいる。浅瀬に登るときにウニに触れてしまいそうなので私は行くのをやめた。コソンはちょっと先まで行ったけどやはりすぐに戻ってきた。コソンは裸足だったので足が痛くなってしまったようだ。
戻る途中、コソンはウニに刺された。毛抜きで抜こうと試みたけど、ウニの棘は柔らかくてまるでひじきのよう。毛抜きじゃ抜けないみたい。
「どうしたの?うに?」と後ろから声を掛けられる。ウニの棘は抜けないらしい。「叩いておわり」と言われたけどどういう意味かと首をひねっていたら、その人はどこからか石を持ってきてコソンの棘が刺さってるとこをコンコン叩いた。コンコンコンコンコンコン。
その後、どこからか草の枝を持ってきた。見たことがある草だ。折れたところから白い汁が出ている。その汁を傷口に塗ってくれた。
後で調べてみたら、あの草はミルクブッシュらしい。けど、旅行の直後に調べた時は「薬として用いることがある」と書いてあったのに、今もう一度調べてみたら、どこも「白い汁はかぶれる」と書いてある。むむむ?違う草?
手当をしてくれたのはサヌールでガイドをしているジャイアンさんだった。以前、nayaちゃんとサヌールで会った時にも声を掛けられたのだった。ウルワツへ誘われたので行くことにした。コソンも退屈そうだし。









































































